◆開催日時:2024年11月14日(木)10:00〜13:00
◆場所:ZOOM
◆テーマ:提案力向上セミナー(提案書実例公開)
第6期WEBプランナー養成講座のスキルアップセミナー1回目は、「提案力向上セミナー(提案書実例公開)」を開催しました。
提案書を作る前に
今回は提案力向上セミナーということでスタートしましたが、提案が通るために大事な要因は、提案書を作る前段階が9割を占めます。
自分よがりの提案になってはいけない、というのは当たり前のことですが、ではどのように組み立てていけば良いのか?
ポイントは、「丁寧なヒアリング」です。
丁寧なと言っても抽象的なので、少し具体例をお伝えします。
など、このようなことが考えられます。
これらの中でも、私がヒアリングするときに一番大事にしていることは「自分の商品サービスと結びつけようとせず、相手の話を聞くことに徹する」です。
どこか自分のサービスに結びつけようとしてしまうと、話を片側からしか聞けなくなるので、そうではなくて「他にも解決方法はないだろうか?」と球体思考を持って考える癖づけをすることが大切だと考えています。
提案書は、内容よりも前提が大事
実際にヒアリングをしてから、提案するために提案書に落とし込んでいくわけですが、多くの人は提供するサービスのことばかりを書いてしまいがちになっています。
もちろんオファーの詳細を伝えることは大事なのですが、私が提案時に大切にしていることは、ここでも「前提条件」です。
提案をする前に、その前にヒアリングした内容をしっかりと把握しているか。
「こういう事を話していただいていましたが、間違いありませんか?」
と確認しながら提案するためのステップを踏んでいきます。
コーチングでいう「YES取り」というほど、こちらから誘導しているわけではないですが、
「以前お話しいただいた内容、きちんと聞いていますよ!その上で、ご提案させていただきますね!」
というスタンスが大事ですね!
提案書の内容はいたってシンプルでOK
提案書と聞くとパワーポイントが、しっかり作り込まないといけない、というイメージをお持ちではないでしょうか?
もちろんお堅い企業さんを相手であれば、そのようなパワポを作るのがよいですが、大前提として外見よりも中身で勝負です。
例えていうなら、百貨店でお菓子を買った時に、仰々しい箱や包装紙がいるかどうか。
贈答品であれば、しっかりとのしとかもつけて欲しいですが、自分用であれば梱包にお金をかけなくていいから、少し安くしてもらえたら…なんて思った事ありませんか?笑
提案書も似ていて、「私のことをしっかり考えてくれた提案」だと伝われば、外見はなんでも良いわけです。
かと言って、文字だけだと窮屈なので、イラストや図、表などを入れるとわかりやすいですね!
私がよく伝えているのは、理屈はどうでもいいから、イメージできるようにビジュアライズしましょう。と伝えています。
そしてあくまでも相手目線で作ること。そして、相手が「この提案を受けて良くなれるか」がイメージできるかが大事です。
上記のように提案に対する概要やポイントを、実際に私が使って仕事を受注してきたリアルな提案書を見ていただきながら、解説いたしました。
ヒアリング〜提案の実践ワーク!
概要や参考例がわかったら、次はロールプレイングとしてヒアリングから提案までの実践ワークをZOOMのブレークアウトルームを使って行いました。
今回は「3人/チーム×15分/人」として、短い時間ではありますが、限られた時間内で相手の悩みや望んでいることを聞き出すヒアリングを中心に行いました。
ヒアリングの深掘りとなると、これまた少し踏み込んでコンサルティングワークも入ってきますので、まずは序盤ということでのワーク。
「もっと深掘りできるようになりたい」という方もいたと思うのですが、それは第3回本講座のコンサルティング力向上ワークにて行います。
実は、このようにカリキュラムの順番を後ろにしているのにも理由があるのです💡
まとめ
お伝えした内容はほんの一握りのことであって、本セミナーではさらに濃い情報をお届けしています。
そして何より、実践に基づいたワークなので、初月から案件を獲得していける内容にもなっています。
WEBプランナー養成講座に参加しているメンバーは、これを皮切りにどんどん案件を創造し、獲得していきましょう!
獲得してからがスタートですよ!
以上、スキルアップセミナー1回目の、「提案力向上セミナー(提案書実例公開)」の活動レポートをお送りしました!
「そもそも」の目的は何かを知るを探る