◆開催日時:2024年11月28日(木)10:00〜14:00
◆場所:ZOOM
◆テーマ:ビジネス設計図の全体像、詳細
第6期WEBプランナー養成講座の本講座2回目は、「ビジネス設計図の全体像、詳細」を開催しました。
まずは前回からのフィードバックから
WEBプランナー養成講座では、前回からの振り返りとして行動してきたことのシェアからスタートを毎回行っており、受講している皆さんの状況を共有しあっています。
前回は提案力向上セミナーでしたので、この2週間で動いている人も多く、実際に案件を獲得した方も多くいらっしゃいました。
特に今回のシェアで多かったことで言えば、「こういうのも仕事になるんだ」と気づいた方が多かったですね!自分の考えている範囲でクライアントさんにオファーしていなかったけれど、視野を広げて物事を見ることで、「こういうのもどうだろう?」と考えることができると意外にもスムーズに仕事獲得に繋がるようになるのです。
ビジネス設計図の王道を学ぶ
WEBプランニングというのは、WEBプロモーションの設計をするということだと定義していますので、WEBプランナーの仕事というのは、クライアントさんに合わせたビジネス設計図を描くことがメインとなります。
その中でもWEB特集の流れというものは存在しますので、そのことについてお伝えしました。
特にマーケティングというのは正解がないので、なんとも言いづらいところですが、大きく分けると2つに分けられます。
- 1ステップマーケティング
- 2ステップマーケティング
1ステップマーケティングというのは、ざっくり言うと「教育」が不要なもの。
緊急性が高い救急車や鍵の100番などが挙げられます。どこにお願いしようか、と迷うよりもとにかくどこでも良いから早くきてくれ!!早くお願いしたい!!ということって、なかなか日常ではなさそうに見えて、実はあったりします。
その1つの例が、コンビニのコーヒー。セブンやローソン、ファミリーマートなどそれぞれこだわりを持って販売していますが・・・極論、コーヒーにこだわっている人はスタバやエクセルシオールカフェに行きます。食後、どこでもいいからコーヒーが飲みたい!という人は、どこのコンビニのコーヒーでも良いわけです。なので、こういうコンビニコーヒーも1ステップマーケテイングに入るのだと私は思っています。
もう1つの2ステップマーケティグは、「教育」が必要なもの。
買う時、申し込むときに迷うものです。他と比べたいもの、と言ってもいいかもしれませんね!
例えば、車、家などと言った高額なものは、どれでも良いわけではないはず…だから、比較検討してもらった上で、うちが一番いいですよ!と思ってもらって買ってもらう必要があります。だから、2ステップ(2段階)マーケティングと言われています。
なので、WEBプランニングをしていく中でも、取り扱う商品サービスがどういうものなのか?ということをしっかりと把握していく必要があるというわけです。
見込み客リストはどうやって獲得する?
商品サービスを販売するにあたって、「誰に」売るかを考えるのは非常に大事です。
そして次に大事なのは、「どこで」その人たちを見つけてくるか、です。
この見込み客リストを獲得するには、大きく3つの方法があります。
- 作る・・・・自分で発信して集める
- 借りる・・・誰かにお願いして他力を使って集める
- 買う・・・・広告などお金を使って集める
これらのどれがいい、というものはなく、現状を把握した上で、どのようにリストを取得していくのかを考える必要があります。
例えば、自社リストで100人しかいない人と、1万人いる人では、戦略は全く違います。
もし自分の持っているリストが少なく、また広告を出すほどの資金がないのであれば、誰かにお願いして、その人のリストに対してDMを送ったり、メルマガを送ったり、LINEを送ったりなどして、見込み客リストとして取得させてもらう、という方法が、少リスト戦略の鉄板のパターンになります。
様々な事例からビジネス設計図を解読する
王道のビジネス設計図を学んだあとは、他にもどのようなマーケティング導線があるのかを、他社事例を元にお伝えしていきました。
当たるマーケティングを採用したいのであれば、とにかく色々な事例に触れることです。そして、ただ「知っている」という知見ではなく、自分で体感して「理解している」という状態にならないと、使えるものになりません。
良いデザイナーは、すごい才能がある人ではなく、多くのデザインを見て、多くのデザインを経験してきた人だ。
というような言葉もあるのですが、どれだけデータ量を持っているか、がアイデアを生み出す根源となります。
何も知らないものをイメージせよ、と言われてもできないように、まずは「知る」ということからスタートしましょう。
そこから、自分が体感してみて、この流れはよかったな!と思うものや、ここは改善した方がもっと良さそうだ、と思うものに気づくこと。
アンテナを貼って、日頃からオファーを浴びることを習慣化し、情報を取り入れていくことで、手札は自然と増えます。
まとめ
今回は第6期ということで、6回目となるビジネス設計図の創り方セミナーでしたが、毎回異なる事例を公開しています。
WEBの業界は本当に流れが早いです。なので最新の「今、何が使えるのか」ということにフォーカスしながら、新しい情報を共有することに拘っています。
ただし、新しいものだけでなく、歴史を知るということで、過去の事例も知っていると、今は使っていないものを取り入れたらどうだろう??と考えてみると、意外にもヒットするものが生まれることもあります。
コロナ禍になる前、多くの人がセールスの手法を「集合型の対面セミナー」で行っていたときに、あえて「個別のオンラインセールス」に切り替えたことでシェアを取った、という事例もあります。
何をとっても、まずは王道の流れを知り、そして派生させていく。
多くの事例(データ)を知ることで、それぞれを結びつけてアイデアが生まれるので、そもそもアイデアが思い浮かばない….というときは、情報量が足りていません。
なので、日頃からオファーを浴びるということを意識してみましょう!
そして中級者の方は、ぜひ「なぜこの人は、このマーケティング導線を採用しているのか?」と一歩踏み込んで考えてみる癖をつけていきましょう。
ありきたりなマーケティングではなく、クライアントさんに「よくこのようなアイデアが思いつきますね!」と言われるようになりますよ!
以上、第6期WEBプランナー養成講座 本講座2回目の「ビジネス設計図の全体像、詳細」の活動レポートをお送りしました!