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こんにちは、YOUSEED株式会社の田原靖識です。
今週もいろいろな活動をしてきました。
- 単発コンサルティング(90分)お二人
- 自走するコミュニティ構築論のセミナー受講
- 十日恵比須神社にマーチャントクラブ福岡メンバーと参拝
- 補助金申請サポートお二人
- 名古屋から物販ビジネスをしている友人と会談
- 銀行でつみたてNISAに申し込み
- ソフトバンクホークス元投手統括コーチの講演会に参加
- マーチャントクラブ本部第87回定例会
など、他にもありますが、このようなイベントが目白押しでした。
その中でも今回は、広告代理店の社長にお誘いいただいて参加したソフトバンクホークス元投手統括コーチの講演会に参加したことでの気づきをシェアしていきます。
元ソフトバンク投手統括コーチの倉野信次さん
今回講演会にいったのは、元ソフトバンク投手統括コーチの倉野信次さん。この講演会はモリアゲアドバイザーエンドライン株式会社の山本社長が主催されていまして、まず山本社長の顔の広さ、積極性に痺れました(直接お話しできる機会をいただいて、今度福岡から盛り上げていくための話をしてみたいと思います)。
正直野球のことに詳しくないですが、福岡であるソフトバンクホークスを牽引してきた方の話ということもあって興味を持ちました。選手が光を当たることはあってもコーチにスポットライトがあたることってあまりないですからね。誰もが納得する競合チーム、ソフトバンクの縁の下の力持ちはどんな人なのか、どんな話をされるのか、久しぶりに知らない方の半紙を聞くのでちょっとドキドキでした(笑)
プロ野球選手になるに、技術の向上以上に論理性
プロ野球選手って、才能があって、もちろん努力もしまくって、甲子園にいってスカウトされてプロ野球選手になる、というイメージが僕にはあったのですが、「プロになるのはどうすれがいいか?」と「逆算」して考えてプロになったと話をしていました。
プロ野球選手になるためには、
- プロ野球球団にドラフト指名される
- 注目選手になる
- 大学野球で成果を残す
- 甲子園に出る
- 甲子園に行く高校に入学する
と、普通は「今の状況(下段)」から考えがちだけど、どうしたらなれるのかから考える逆算思考は、目標達成する考え方ではビジネスでも同じだなと感じました。
こうなりたいから、これがいる。そう考えていくと、何をして何をしないか、という基準も生まれますもんね!
一流選手が経験していること
倉野元コーチも経験されたとのことなのですが、それが「挫折」です。うまくいくと調子にのって基礎を忘れたり、目の前のことに集中せずに周りの目ばかり気にしてしまう、というのは有名選手にはよくあることらしいです。でも、挫折して終わりじゃなく、そこから立ち上がる選手は、前よりももっと伸びると話していました。
そう、挫折したり失敗したりしても、何か1つのきっかけでリズムに乗れるっていうことってあります。野球もビジネスもスランプってあると思うんです。それが自分のエゴとかもあるかもしれないけど、僕は、挫折やスランプを経験していない人より、経験している人こそ、指導者やコーチになるのは最適だと思います。
辛い経験をしたとき、そこからどうして復活したのか、もっと強くなったのか。それが語れる人は強い。そのためにも失敗する経験を今のうちに沢山しておく、というのは大事だなと感じました。そもそも、今やってしまう失敗といっても、たかがしれていると思うんです。10年後20年後に大失敗することの方が大変なので、じゃあ今のうちにどんどんチャンレンジして、失敗して、うまくいくパズルのピースを実践から手に入れていく方が、よほど価値があると僕は思います。
一流の人は、自分なりの言葉の定義を持っている
また、僕が倉野元コーチの話を聞いているときに気づいた点としては、言葉の定義を自分なりにもっているということ。
たとえば、コーチングという言葉も人によってはいろんな解釈があります。だけど、コーチというのはこれ!◯◯というのはこう言う意味!と、自分の考えを持っているんですよね。そこで、倉野元コーチの考えているコーチングとは…
コーチングとは…伝える力
とおっしゃっていました。伝えたいことを伝えるだけじゃなくて、相手が自発的に行動してもらうための伝え方。
人によっては場所やタイミングによって、人の話を聞きやすい時って様々です。野球選手だと、勝った試合のあとは「はいはい」と流されることがあるけど、負けた試合のあとは「どうしたらいいんだろ、何がよくなかったんだろう」と考えるので話を聞く姿勢になるようです。だから、選手に伝えたいことがあるときは、「今日打たれろー、ミスしろー」と思う時もあるんだとか(苦笑)
伸びる選手伸びない選手の違い
これはズバリ、2つ教えてもらいました。
- 自分でモチベーションを上げられる人か
- 自分で考え、行動する人か
これを聞くと普通…と思いましたが、それほど原理原則なんだなと実感しました。
自分の気分は自分で創れる人、調整できる力は、本当に大事です。相手からの指示待ちではなく自発的に行動するというのも、「自分でどうしたらうまくいくのか?」と考えて行動できる人だということでした。
これは野球選手に限らず、社会人としても同じだし、起業家経営者でも同じ。ビジネスでもセミナーや講座、ビジネス塾などにいったときも、教えてもらったことだけをやるんじゃなくて、「自分のパターンだったらどうかな?」と考える癖がある人は伸びます。
スキルテクニックを学んでもうまくいかない、というのであれば、「自分のパターンだったらどうかな?」と考える癖からつけてみるといいかもです。僕の場合は、教えてもらったことをそのままやってもうまくいかなかったことがありますが、よく考えたら講師の人と自分は違う人間で、違う価値観なんだから、まったく同じようにやっても意味がない。オマージュするにも自分のパターンでカスタマイズすることで、そのスキルノウハウが活かせるんだと気づきました。
信頼関係の創り方
これもズバリ教えていただきました。めちゃくちゃ簡単なことでした。それは…
- 自分のアドバイスで結果を出させること
人当たりがいい、自分のことを考えてくれる。もちろんこれも大事なことだけど、小さな結果でもいいから出させることが、信頼関係を生む最短距離だということ。
僕だって、誰かに教えてもらうとき「こんなんやっても結果出るん?出ないんちゃうん??」と思う時ってあります。そういうとき、あなたはないでしょうか??でも、その人のアドバイスで1回でも変化したり結果を出せたりしたら、その人の話を聞こう!ってなります。どれだけいい人でも、結果を出させないと本当の意味で信頼関係は生まれない。だから僕も、大きくなくても小さくても結果を出すこと、変化を出すことをコンサルティングでも取り入れていこうと思いました。
僕たちが成長し続けるために大事な限界突破論
筋トレをしたことがある人は聞いたことがあると思いますが、筋トレをしたあとに体を休めることでさらに筋肉がつく、という超回復の原則というのがあります。
これは筋トレだけじゃなくてビジネスでもメンタルでも同じことが言えます。ただやればいいんじゃなくて、倒れるくらいやること。そこそこでやっても筋肉痛もこないので、ぶっ倒れるくらいまで、もう無理!というくらいまで「やりきる」というのが、成長し続けるポイントだと倉野元コーチの話を聞いていて最後に感じたことでした。
僕も昨年は100人ライブセミナーを2回開催するといって、ほんとにやりきった!というくらい頑張りました。最初は無料ライブ。2回目は有料ライブ。ハードルがどんどん高くなっているのでビビることもあるけれど、一度達成するとそれが当たり前になってきます。
勝ち癖をつけているか負け癖をつけているか。倉野元コーチもドラフト4位でホークスに入団したときは、最下位チームだったそうです。日本一に何度も輝いている今だからこそ気づくのが、あの時は負け癖がついていた、と言っていました。行動すると全部が順風満帆にはいきません。自分のペースが乱されることもあります。でもそれは当たり前で、世の中は僕たちの管理下に置けないことだらけなので、乱されたときでも力を発揮できるような力を僕たちはつけないといけないなと感じました。
合理的に、効率的に、ということビジネスにおいても大事ですが、イレギュラーにいかに対応できる自分になれるか、ということはもっと大事です。
そのためにもやってみたことがないことにまず自分がチャレンジして、こんなこともあったよと経験を後世に伝えられる起業家、経営者に僕自身なっていこうと思います。
それでは、今週のウィークリーたはら(YouTubeと音声)をお届けします!
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