◆開催日時:2024年12月19日(木)10:00〜14:00
◆場所:ZOOM
◆テーマ:コンサル力向上セミナー
第6期WEBプランナー養成講座の本講座3回目は、「コンサル力向上セミナー」を開催しました。
12月のラスト開催はコンサルティング力向上セミナー。今回もセミナーとは言いますが、講義は2時間のみ!後半はすべて受講生メンバーでのワークをとにかく行いました^^
ワークをすべて終了した4時間後は、みなさん素敵な表情をされていましたよ!
コンサル力の向上=ヒアリング力の飛躍
これまで1期から開催しているこのコンサル力向上ワークも、6期目になると新たな気づきがありました。
それは、コンサル力と言いながらも、相手の事をしっかりと知るためのヒアリング力が抜群に伸びる、と言う事です。
講座の中でお伝えしているコンサル手法の代表例として、チャンクアップ、チャンクダウンがあります。
要は、抽象化と具体化。これにスライドアウトなども組み合わせるわけですが、実際に僕が行っているコンサルを客観視してみると、抽象化と具体化を交互に行っていることがわかりました。
また、よく「どのくらい深掘ればよいですか?」「どのタイミングで別の切り口で質問していますか?」と聞かれることがあるのですが、これはその時々によって異なります。
一番大事なこと、それは・・・
コンサルティングは、課題解決のための方法をズバッと指摘すること。この意見も正しいですが、僕はどちらかというとコーチング要素を優先しています。
どういう事かと言うと、相手と会話しているときに、どこか「違和感」や「ズレ」を感じることってあなたはないでしょうか??
「あれ?それさっき言ってた事と違わない??」
「ん?それ、本音じゃないよね??」
「あたりさわりない事言ってるよね??」
とか(笑)
こういう事を見逃さない、というのが非常に大事なことです。
相手が話している事を「へぇ〜、そうなんですね」でスルーしていませんか??
以前の僕はよくスルーしていました(笑)
ですが、自分が聞いていて「ん?」と思ったことはちゃんと聞く。
聞きづらいことがあったとしたら、
「ちょっと答えづらいかもしれませんが、聞いてもいいですか?」
「失礼になるかもしれませんが、疑問に思ったのでお聞きさせてもらっていいですか?」
というように、相手に敬意を払いながら自分が疑問に思った事をしっかり聞くということをすることで、正しい情報を受け取れるようになります。
結果として、相手も言葉に出来ていなかった心の声を聞き出すことができたら、あとは解決策を作っていくだけです!
たかが20分、されど20分で解決できる
ワークの時間は限られているのでひとり20分程度しか時間が取れませんでしたが、ブレイクアウトルームで各チームをのぞいてみると、以外にもこの20分で課題や悩みを解決している方が多かったです。
意見シェアの場でも「今まで1時間とか2時間コンサルやヒアリングをしていましたが、20分でも十分聞き出せるんですね!」という声もありました^^
これは上記でも書きましたが、聞き手側が違和感やズレを感じたらしっかりと聞くことをしていたり、抽象化・具体化を上手にできたりしているからこそ、根本的な解決を出せるのです。
悩みを聞いてズバッと答えや自分なりの意見を言うことは誰でもできます。
ですが、しっかりと深掘りした状態で、自分の経験からアドバイスをするということをしないと、ただ意見を言われたとしか思わない人もいます。
なので、しっかりと聞き出すときに「相手が想定していなかった言葉」を引き出せたとき、「あなたと話してよかった」と思われるわけです。
そう、コンサルティングでは「良い解決策」を求められているわけではなく「思っていなかった気づき」を与えてもらうことが、何よりも求められていることなのだと、僕は捉えています。
コンサル力は最強のヒアリング力
コンサルティングと言いましたが、これは丁寧なヒアリングのことだなと感じています。
相手の事を理解に努める。
これを徹底できている人は、しっかりと課題解決に導けます。
表面的な解決ではなく、僕らは根本解決ができる存在になりましょう!
以上で、第6期WEBプランナー養成講座の本講座3回目「コンサル力向上セミナー」の活動レポートとなります。
WEBプランナー養成講座に参加中のみなさん、頑張っていきましょう!
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