こんにちは、YOUSEED株式会社 田原靖識です。
僕は現在、WEBを活用して集客したい人や、商品サービスの販売促進のために使っていきたい事業主の方、経営者の方にプロデュースなどを行っています。「今、何が使えるのか」というマーケティングは、経営者がやるべき仕事の1つです。
なぜオンライン化が必須なのか?9割以上が間違っている盲点
昨年からコロナ禍になり、WEB・オンラインを使うことが必須になってきた傾向があります。ただ1つ抑えておかないといけないのは、なぜオンラインが必須なのか?ということ。
普通に考えたら、リアル(対面)で会うことができなくなったから、オンラインで売れるものを作ろう!と思うところですが、この発想だと…失敗します。
どこが違うのか。
以下の2つを比べてみてください。
【A】コロナが起きてお客さんが来なくなった。だからオンラインで売れるものを作ろう。
【B】コロナが起きてお客さんが来れなくなった。お客さんが来れずに困っているからオンラインで売れるものを作ろう。
このAとB、似ている表現ですが、まったく違いますよね。Aは完全に売り手目線でオンライン化してます(プロダクトアウト)。だけどBは、買い手目線でオンライン化しています(マーケットイン)。
オンラインで集客するにも、販売するにも、どこから物事を見てWEBマーケティングを学び、構築していくかは、考えなくても結果は明らかだと思います。
WEBマーケティングの盲点
もう1つ覚えておきたいこととしては、WEBは魔法じゃないということ。
WEBを使うことで、こんなことを望んでいることってないですか?
- WEBスキルの向上で得られる効果
- •リアルで会わなくても、WEB完結でお客さんに売ることができる
•直接セールスしなくても、メールだけで売れるようになる
•あなたの代わりに24時間、365日働いてくれる
•知らない人が勝手に自分のことを見つけてくれる
•直接サポートしなくてもよい商品が作れる
•仕組み化する事で自由な時間が生まれる。
•WEB上で影響力を持てば何でも売れる!
でも実際にWEBやSNSを活用してみて、こう思ったことありませんか?
「こんなはずじゃなかった…」
「もっと簡単にいくんじゃなかったの…?!?」
実際に、僕自身、WEBに対して過度に期待し過ぎていたのかもしれません。
そもそも、WEBをやればすべてうまくいくわけありません。魔法じゃないです。
野球でも3割バッターが優秀と言われるよに、ビジネスでも3割、いや10個やって1個当たればいい方だと言われています。
ですが、いざWEBを活用すると、みんな10発10中、いや1発1中を狙って取り組んでしまっているように見えます。
「これをやったんですが、うまくいかないんですが…」
「教えてもらった通りにやったんですが、うまくいきません…」
「セミナーや講座、教材などを購入してやってるけど、結果がでません…」
はい、当たり前です。
僕も、いろんなものに手を出して取り組んで、数百万レベルで自己投資してきましたが、うまくいかないものばかりでした。
じゃあ、世の中に出ているノウハウ(情報)やスキルテクニックは使えないものなのか?
と言われると、そうじゃありません。
結果が出ない、もしくは出づらい理由は、
自分の場合だったらどうなのか?
と考えずに、そのまま取り組んでしまっていることにあると思っています。
ノウハウを学ぶのではなく、ノウハウを活かす力が大事
学んでいることをそのままやっても成果が出ないというのであれば、それは当たり前で、その方法は、教えてくれた人がうまく行った事例だから。
もちろんやり方、方法というのは「型」があるのでそれを学ぶのがいいですが、それをそのまま自分のビジネスに持ち込んでも、違うものなのでうまく行くわけがないんです。
あなたのビジネスなので、あなたの想い、考え、大事にしていること、これは絶対に譲れないことなどがあるはずですよね?!そういうところまで真似してしまっている人は、あまり結果が出ないことが多いです。
昨年から「インスタ集客術」が流行って、ノウハウが出回りました。そうすると、ビジネスでインスタを使っている人の投稿がほぼみんな同じに(笑)
僕もYouTubeをやっていますが、YouTubeノウハウが出てきた瞬間に、その教材を購入した人がみんな真似しまくっていたので、YouTubeにまったく同じコンテンツが出まくりました。その結果、ほとんどの人が差別化できることがないので、「その他大勢」と一緒に見えてしまうことになりました。
考える力をつけるだけで、突出する
大事なことは、ノウハウを学んでそのまま使うのではなく、活かすこと。自分だったらどうなのか?と「考える力」が大事になってきます。
日本の算数と海外の算数は違うと言われます。例えば、
5+5=◯
このように問題が出されて、1つの答えを出すのが日本の教育。答えは10ですよね。
これが海外だと
◯+◯=10
というように、答えが1つではなく、どんなパターンが考えられえるか、を「考える力」をつけるようにしています。
今、20代、30代の方は特に、正攻法と言われる「教材」「講座」「コンサル」を購入することで、うまくいく方法を買っている世代と言われています。
厳しく言うと、「答え」を買っていることになっていて、なぜ答えが「10」になるのかを考える機会を与えられていないとも言えるかもしれません。
マーケティングを味方につける方法
もうお分かりかと思いますが、マーケティング、特にリアル(対面)ではないWEBは答えがないので、自分に合った方法を見つけることが大事です。
もちろん「型」はあってもよいですが、自分のパターンだとどうなのか?そもそもこの方法じゃなくてもいいんじゃないか?もっと良い方法があるんじゃないか?!と、今やっていること、今世の中に出ているものを疑う目が必要になっています。
これが正しい、と言われてやるのは簡単です。でも、そんな簡単に再現できるものではありません。
むしろ、ビジネスは再現性があるものより、非再現性のものの方が価値が高いです。だって、他の誰もがやっていることより、あなたに頼むからうまく行く、と言われた方が、単価も売上も利益も高いですよね??
WEBマーケティングって奥が深いです。時に嫌になりそうなこともありますが、だからこそ奥が深くて面白い!
うまくいかないからこそ、うまく行った方法を見つけたら、ゲームで一番最初に裏技を発見したようなワクワク感があります。
WEBマーケティングも、こんな思い込みがありませんか?
- ブログはSEOキーワードを沢山入れる方がいい
- ステップメールは7通がベスト
- メルマガのタイトルは13字以内がいい
- LPは長いものだ
- 最近のLPは短い方が反応が取れる
- ペルソナは細かく設定した方がいい
実はこれからは、すべて嘘かもしれません。これを言っている人がいるということは、こういう方法を売りたいから言っているだけだという事実も知っておかないと、いつまでもノウハウを追いかけてばかりになります。
「考える力」を一緒に身につけていきましょう。
YOUSEED株式会社 田原靖識
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