【活動レポート】WEBプランナー9期「壁打ちグルコン」を実施しました

◆開催日時:2025年11月27日(木)10:00〜12:00

◆場所:ZOOM

◆テーマ:壁打ちグループコンサルティング

今回は、僕の先週の振り返りからスタートし、メンバーさんの悩み解決に向けたグルコンとなりました。まずは僕のシェアから活動レポートとしてまとめていきます!

福井出張で感じた「いい体験」が、仕事の幅を広げてくれる

先日、福井に行ってきました。
Instagramディレクター養成講座をされている林さんのコミュニティでセミナーをさせていただき、そのあとメンバーさんたちとランチ会やカニ料理を堪能する時間もありました。

その時の活動レポートはこちら↓

ただの出張…で終わらせず、
「ちょっと背伸びした“いい体験”をあえて取りにいく」って、やっぱり大事だなと改めて感じたんですよね。

カニ料理も、ただ「たくさん出てくるお店」じゃなくて
・カウンター席でライブ感がある
・一品一品、出し方まで演出されている
そんな「体験としての提供」の仕方だったんです。

これって、そのままビジネスにも通じます。

  • ただモノ(サービス)を出すのか
  • 「どう見せるか」「どう味わってもらうか」までデザインするのか

同じ内容でも、お客さんが感じる価値は大きく変わります。

だからこそ、普段いかない場所・体験にあえて身を置いてみることは、自分の「提供の引き出し」を増やす投資だなと感じました。

あなたは最近、「ちょっといい体験」をあえて取りに行ったのはいつでしょうか?!^^

自己紹介ページは「自己紹介」ではなく「ストーリー」を届ける場所

グルコン中盤では、メンバーさんの「自己紹介ページサービス」のバナー・言葉選びを一緒に壁打ちしました。

テーマはざっくりいうと、

「会う前から“いいな”と思ってもらえる自己紹介ページ(インタビュー記事)」

なんですが、

  • 「自己紹介ページ」という名前だと“ただのプロフィールページ”っぽい
  • 「ストーリー」と言うと素敵だけど、伝わりにくい人もいる
  • 「伝わる自己紹介」って、何がどう伝わるのかもう一歩踏み込みたい

…という、名前とコピーの“もやもや”が出ていたんですね。

そこで出てきたポイントがいくつかあります。

  • 「質問に答えるだけで」 → ちょっと診断っぽい。
    → 「インタビューに答えるだけで」「30分のインタビューで」などにするとサービスの本質に近づく
  • 「伝わる自己紹介」 → ぼんやりしていて良さでもある
    → 「人柄や価値観が伝わる」「会う前から魅力が伝わる」と、少しだけ具体化してもいい
  • 写真やデザインも、
    「ちゃんと向き合って話を聞いてくれている」空気が伝わる構図にすると、一気に信頼感が増す

そして、いまの時代ならではのキーワードとして

「AIでは拾えないあなたの温度を言葉にする」

という一文も出てきました。

AIで文章は“作れる”けれど、
対話の中で出てくるニュアンスや、本音や、小さな間。
そこに宿る温度は、人と人だからこそ拾える部分です。

自己紹介ページって、「自分の情報を並べる場所」ではなく、“この人と話してみたい”と思ってもらうためのストーリーを見せる場所なんですよね!

オンラインレッスンは「準備を減らして、対話を増やす」設計に

後半では、英語コーチングのサポートをされているメンバーさんから

「毎回、スライド準備に時間がかかりすぎる」
「iPadで手書きしながらZoom共有した方がいいのでは?」

という相談もありました。

ここで出てきたのは、

  • Zoomのホワイトボード機能を活用する
  • iPad+ペンでPDFに直接書き込む
  • 「全部を事前に作り込む」のではなく、「必要な部分はその場で書き足す」スタイルにする

という発想。

特に、英文や発音記号などを毎回スライドに打ち込むのは、とんでもなく手間がかかる…

そこに時間を使いすぎてしまうと、肝心の「レッスンの質」や「生徒さんとの対話」に割けるエネルギーが減ってしまうというご相談。

オンラインレッスンで大事なのは、

  • どれだけ“完璧なスライド”を用意したか、よりも
  • その場で、どれだけクライアントとやりとりしながら理解を深められたか

です。

準備を100点にするよりも、70点の準備+現場での30点の“生ものの対話”の方が、結果的に価値になることも多い。

このグルコンの後に、iPadでの共有方法など、僕も含めて他のメンバーさんからも具体的なやり方のシェアもありました♪

こういうちょっとした相談ができるっていうのが、このWEBプランナーコミュニティの良さだなって思います。

ツール選びとお金の流れを整えると、ビジネスが一気に回り出す

グルコンでは、他にも実務寄りの話がいくつか出ました。

・動画編集ツールと自動字幕

  • CapCutでのテロップ作業が大変→自動字幕機能や、Vrew・Canva・Filmoraなどの選択肢
  • 商用利用の観点でのツール選び
  • Udemyなどで「使い方講座」をセール時に買って一気に覚える、という発想

「ツールを変えるだけで、作業時間がごっそり減る」って、本当にあります。
その浮いた時間を、企画やセールス、クライアント対応に回せるかどうかで、売上はじわじわ変わっていきます。

・請求書・会計ツール・電子契約

  • 最初の請求書は、ExcelでもスプレッドシートでもOK
  • ただ、長く続けるなら freee やマネーフォワード、Misoca などで請求〜入金管理まで一元化した方が楽
  • GMOサインなどの電子契約は、月数件まで無料で使えるプランもある

僕自身、クレジット連携をミスって「未処理仕訳が1万件」みたいなカオスな画面になったこともありますが(笑)、それでも言えるのは、

お金の流れを“見える化”しておくと、意思決定がしやすくなる

ということです。

「今いくら入ってきていて、何にいくら出ていっているのか」が見えていると、

  • どこに投資するか
  • どこを削るか
  • どのサービスを伸ばすか

が判断しやすくなりますよ!

成果報酬と「インタビューモデル」で、パートナー型の仕事を増やす

最後に盛り上がったのが、「成果報酬」の話と、「インタビュー型コンテンツづくり」の話です。

成果報酬を取り入れると、関係性が変わる

たとえば、

  • 採用ページを作って「1人採用できたら◯万円」
  • 講座の売上の◯%を成果報酬でもらう
  • 初期費用+売上の◯% というハイブリッド型

など、いろんな形があります。

ポイントは、

  • 締め日と振込日を最初に決めておく
  • 「売上ベースなのか」「利益ベースなのか」をはっきりさせる
  • パーセンテージだけでなく、「1人あたり◯万円」と固定額にする方が、相手にも自分にも分かりやすい場面も多い

ということ。

そして何より、

成果報酬を入れると、お互いのコミットが揃ったときに、一気に伸びる

という感覚があります。

単発の「作業費」で終わるのではなく、「一緒に成果を取りにいくパートナー」という関係性に近づいていくんですよね。

もちろん、相手のコミットが弱い場合は、こちらだけ負担が増えるリスクもあるので、相手選びと条件設計は慎重に。

インタビューモデルで、コンテンツを一緒に作る

もう一つの面白い切り口が、

「お客さんにインタビューして、その音声をコンテンツ化して販売する」

というインタビューモデルです。

  • Xで500〜1000万売上を作っている人に、ノウハウをインタビュー
  • 異業種交流会での突破法を実践している人に、具体的な動きを聞き出す
  • その音声を編集し、PDFやレジュメをつけて1万円前後で販売
  • 売上は折半、もしくは一定割合でシェア

こうすると、

  • 相手 → 自分ひとりでは作れなかったコンテンツが増える
  • 自分 → コンテンツ販売+バックエンドの導線が作れる
  • 買った人 → 生きた事例・裏側の話が聞ける

という、三方良しの状態が作れます。

「ゼロから全部、自分で教材を作らなきゃ…」と抱え込む必要はなくて、すでに成果を出している人の“現場の声”を引き出して、形にしていく。

これも立派な「WEBプランナー的な価値提供」だと思っています。

まとめ

グルコンって、表面的には

  • コピーの相談
  • ツールの相談
  • お金まわりの相談

に見えるんですが、その奥にはいつも、

「どうやったら、もっとパートナーとして価値を発揮できるか?」

という共通テーマがあります。

今日の記事を読んでみて、あなた自身のビジネスでは、

  • どこに「体験の余白」を足したいか?
  • どの部分を「対話型」に切り替えたいか?
  • どんな形の「成果報酬」や「インタビューモデル」が活かせそうか?

少しだけ考えてみてもらえると嬉しいです。

以上で今回の活動レポートは終わりです!

ご覧いただきまして、ありがとうございました!

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ABOUT US
tahara
WEB事業に特化した起業家のためのWEBプランナー養成講座 主宰。 1983年生、福岡県出身。20代前半は東京で一部上場会社の営業職として働き、DM制作やプロモーションを中心とした販促の企画制作に携わる。営業成績も全国トップ5となり、やりがいのある日々を過ごすが、大手ならではの企業体質に葛藤し、2018年4月に独立。 しかし、起業したものの器用貧乏になってしまい、WEBができるからといって、色んな仕事をお願いされることがよくあり、「自分って何なんだろう…」と葛藤の日々を過ごす。 しかし裏方の人でもしっかりと売上も自分の自由な時間も手に入れることができるモデルケースになりたいと一念発起。 2003年から活躍されているWEBビジネスの重鎮に直接指導を受け、WEBに特化したビジネスプランニングを極める。その結果、2023年には平均250万円を超える金額で20社以上受注を得る。 クライアントの仕事の上流から入ることができるようになったことで仕事の幅が広がった実体験から、このこのノウハウを体系化し、縁の下の力持ちとなる人にもスポットライトが当たるように2021年からWEBプランナー養成講座をスタート(現在4期)。 現在は「共に喜び、共に輝く人生」を理念に、人を喜ばせる”良いモノ、良いコト、良いヒト”を世の中に輩出することをミッションに掲げ、5年で1000人のWEBプランナーを育成するため日々活動中。