【活動レポート】WEBプランナー9期「壁打ちグルコン」を実施しました

◆開催日時:2025年11月13日(木)10:00〜12:00

◆場所:ZOOM

◆テーマ:壁打ちグループコンサルティング

今回は特に、

  • 「今月、数万円つくらないと…!」というリアルな売上相談
  • 名前の使い分けとプライバシー問題
  • 専門サービスをどう分かりやすく届けるか
  • ECショップのお客様心理
  • そして、既存のお客様から売上が生まれる“本質”

と、フリーランス・個人事業主なら避けて通れないテーマがぎゅっと詰まった濃い回でした。

このレポートでは、グルコンの内容を
「読者のあなたにも使える学び」 としてまとめ直しています。
一つでもヒントになれば嬉しいです。

それでは早速いきましょう。

「まず今月売上がほしい…」そのとき動くべきは“新規”ではなく“既存”

最初の相談はリアルな悩み。

「春〜夏は忙しかったんですけど、9月・10月でガクッと売上が落ちて…
年末までにどうしても数万円欲しいんです。」

こういう悩み、ありますよね。
僕もフリーランス時代、何度こういう気持ちになったか分かりません。

この時にやりがちなのが、

新規のお客様を探しに行ってしまうこと。

でも、実は一番早いのは…

●“休眠顧客”に連絡すること

  • 以前1度依頼を受けたことがある人
  • 過去問い合わせをくれた人
  • 見積もりを出して止まっている人

岡本兄貴からの一言が響きました。

「最速は“既存”。
新規は時間がかかるし、教育コストもいる。
まずはあなたのことを知っている人に声をかけよう。」

これは全WEB事業者に共通する“真理”です。

僕からはさらに、
「プロフィールや各SNSの整え直しをパッケージで売る方法」
を提案しました。

年末は“外見を整えたくなる季節”。
これは立派な訴求ポイントです。

あなた自身も、
「あ、ここならすぐ売上上がるかも」
という領域が、きっと身近にあるはずです。

本名? ビジネスネーム? 情報発信とプライバシーの“線引き”

次は、こんなご相談。

  • ライターネームで2年活動
  • 地元のリアル案件が増えて本名も必要に
  • 過去投稿には子どもの話もある
  • 島コミュニティなので、一度繋がれば一気に広まりやすい

情報発信では誰もが悩むテーマです。

●守りたいものは何か?

僕が一番伝えたかったのはここです。

「本名かペンネームかよりも、
“何を守りたいか”を決めると進みやすい。」

守りたいなら

  • 過去投稿を非公開にする選択肢もある
  • 子どもに関する内容は今後書かない
  • プライベート用とビジネス用でアカウント分離もアリ

逆に、
「名前を出すことでメリットが大きい」と感じるなら
両立もできます。

他の受講生のケースでは、
本名とビジネスネームを両方オープンにして、プロフィールにセットで書いています。

大事なのは
“自分で決めること”

曖昧なまま2つの名前を使っていると、
発信の方向性にも迷いが出てしまいます。

あなたは、何を守りたいですか?
そして何を手放しても大丈夫でしょうか?

その答えが決まると、名前の問題は自然と解決します。

売れない専門サービスは「伝え方」を変えるだけで動き出す

次は、とある整体の方のサイト制作の相談。

結論から言うと、
「予防医学療法」ではお客様は動きません。

理由はシンプルで、

人は“予防”では動かないから。

健康・姿勢・運動・ストレッチ…
これらは全部“未来のため”。

でも、人が本当に動くのは、

  • 今、階段を下ると膝が痛い
  • 朝起きたら腰が重い
  • 肩こりで頭痛がする

こういう“今の痛み”です。

兄貴の言葉が印象的でした。

「予防は後でいい。
最初の扉は“痛み”を使え。」

さらに、LPの流れとしては

  1. 今の痛み
  2. 放置した未来(悪化の不安)
  3. 実は背骨・姿勢が原因
  4. 背骨コンディショニングで改善できる

という順番が鉄板です。

これは、あらゆる専門家に言えること。

“伝わらない専門用語で戦う”のではなく
“お客さんの言葉で扉を開く”。

あなたのビジネスでも、
この「入り口の言葉選び」を見直すだけで成果はガラッと変わります。

ECショップのお客様は「メルマガ=売り込み」と思っている

次の相談は、EC運営の話。

  • 商品購入時に「ニュースレター登録しますか?」のチェックがある
  • 多くのお客様が“外す”
  • これは「信頼不足」なのか、「メルマガがイヤ」なのか?

ここで大事なのは…

●ほとんどのお客様は「とりあえず外す」

理由は簡単で、

  • 何が送られてくるか分からない
  • セール情報を大量に送られそう
  • メールボックスを圧迫されるのがイヤ
  • 解約が面倒に見える

つまり、
「安心感がない」 だけ。

信頼がないというより、
「知らないから不安」だけなんです。

だからこそ、

  • 月1回だけ
  • 子どもの発達や遊びのコツなど“お役立ち”中心
  • 次回使えるクーポン
  • いつでもワンクリックで解除できる

といった、
“価値”と“安心”のセット提示 が重要になります。

メルマガは売り込みではなく、
「お客様の日常がちょっと楽になる情報」 に変えれば、
登録率は一気に変わります。

最後に──視点が変わった瞬間、次の一歩はかならず軽くなる

今回のグルコンで改めて感じたのは、

悩みの多くは「見ている場所」を少し変えるだけで解決に向かう
ということです。

  • 新規より既存
  • 自分の“守りたいもの”から名前の使い方を決める
  • 専門用語ではなく“相手の痛み”に言葉を合わせる
  • メルマガ=売り込み、というイメージを壊してあげる

どれも小さな視点の転換ですが、
その一歩が、売上や安心感を大きく変えてくれます。

そして何より嬉しかったのは、
参加者同士で意見が飛び交い、
一人では絶対に出ない視点が次々に生まれていたこと。

こういう場こそ、
一人で頑張るフリーランスが“伸びるきっかけ”なんですよね。

あなたもぜひ、
今日のレポートの中で「ここ気になるな」という部分を、
一つでいいので行動に変えてみてください。

小さな一歩が、大きな未来につながります。

読んでくださり、ありがとうございました!

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ABOUT US
tahara
WEB事業に特化した起業家のためのWEBプランナー養成講座 主宰。 1983年生、福岡県出身。20代前半は東京で一部上場会社の営業職として働き、DM制作やプロモーションを中心とした販促の企画制作に携わる。営業成績も全国トップ5となり、やりがいのある日々を過ごすが、大手ならではの企業体質に葛藤し、2018年4月に独立。 しかし、起業したものの器用貧乏になってしまい、WEBができるからといって、色んな仕事をお願いされることがよくあり、「自分って何なんだろう…」と葛藤の日々を過ごす。 しかし裏方の人でもしっかりと売上も自分の自由な時間も手に入れることができるモデルケースになりたいと一念発起。 2003年から活躍されているWEBビジネスの重鎮に直接指導を受け、WEBに特化したビジネスプランニングを極める。その結果、2023年には平均250万円を超える金額で20社以上受注を得る。 クライアントの仕事の上流から入ることができるようになったことで仕事の幅が広がった実体験から、このこのノウハウを体系化し、縁の下の力持ちとなる人にもスポットライトが当たるように2021年からWEBプランナー養成講座をスタート(現在4期)。 現在は「共に喜び、共に輝く人生」を理念に、人を喜ばせる”良いモノ、良いコト、良いヒト”を世の中に輩出することをミッションに掲げ、5年で1000人のWEBプランナーを育成するため日々活動中。