高級食パンから得た「集客やセールス」より大事な視点

こんにちは、田原です。


最近、うちの会社で仕事ができる「幅」が広がってきました。


というのも、これまではWEBを活用した集客や販促の支援として

・コンサル事業

・WEB制作事業

をメインで行っていたのですが、


ここ最近強化しているのは、「プロモーション事業」です。



これは、クライアントさんから「これをお願いしたい!」というピンポイントの依頼ではなくて、

どうしたらもっと上流工程から関わっていくことができるかな、と考えた結果、明らかに「あの分野」が欠けていたから、なかなか手をつけることができていませんでした。


その「ある分野」ってなんだと思いますか??



・集客ノウハウ?

・セールステクニック??



いえ、もっと川上の過程で、

「企画立案・アイデア出し」という分野です。



・もっとお客さんと関わっていきたい

・もっとお客さんに寄り添って仕事をやっていきたい


というのであれば、


ピンポイントの「ココ」という点ではなく、川上から川下まで「線」で結んでいく一本の工程すべてを引き受けるのが良いと考えました。


なんでこう思ったかというと、

ただ単純に、全部をオールインワンで請け負ったら儲かるから!売り上げが上がるから!という理由ではありません。

集客や販売用のLPを作るにしても、コピーライティングやデザインがいくら上手でも、いまいち反応が取れなかったり外してしまったりするときというのがあります。


その理由のほとんどが、上流工程の「企画」や「切り口」が間違っていたり、ニーズに合っていなかったりという場合なのです。


要は、「マーケティング」の部分。


上手なコピーライティングやデザインというのはテクニックであって、それで補うことができるのはやっぱり限界があります。


反応をとるために事実よりも大袈裟に見せすぎたら誇大表現になりますよね。


コピーライティングっていうのは、100のものを100で伝える技術。

100のものを200とか500で見せたら、そりゃ誇大表現でクレームがでます(笑)


そこまでする人は少ないかもしれないけど、世の中のほとんどの経営者さんが、自分たちの持っている価値が100だとしたら、言葉にしたりホームページで表現できたりしているのは、わずか30%、いや10%程度かもしれません。


それだともったいないから、100の価値をしっかり100で伝えることができるように学ぶのがコピーライティング。



じゃあ、詐欺じゃなくて、自分たちの魅力をもっと伝えるためにはどうすればいいか。


その解決策が・・・「企画の切り口」を変えることです。



ほんと、この企画の切り口、アイデア次第で、天と地の差と言っていいほど、集客数も売上高も変わってきます。


例えば、パン屋さんだとしたら、数年前「高級食パン」が流行りましたよね??

「乃がみ」はまさにその代表例。

https://nogaminopan.com/goods/plain_bread/

あの贅沢なバターの配合、焼かずにむしろ生で食べてくれ!!という自慢の食パンは、朝早くから2、3時間待ちが当たり前でした。

なので、乃がみは、高級食パン専門店という立ち位置(ポジション)を確立しました。


そして、乃がみは「うちでも取り扱いたい!」と思って、フランチャイズ店がたくさんオープン。

企業秘密を守り、乃がみの独占となりまし・・・・・・・たといいたかったところに、あの人が出てきました。


はい、

この高級食パンブームをさらに盛り上げたのが、岸本拓也さんというベーカリープロデューサーの登場です。

https://www.sankei.com/article/20200424-HTV25CYOVRMMTMSRTECV2PQD4Q/


岸本さんは、高級食パン店のこれまでの概念を覆すフランチャイズ展開をします。

プロデュース料を今までよりもはるかに安くして(無償のところもあった気がします)、ノウハウをバンバン惜しみなく教えることにしました。


そして岸本さんがすごいのは、とにかく店舗名のネーミングがユニーク(笑)

https://fujita3.com/pan/wp-content/uploads/2020/05/sugoibread-konjikomi.jpg
高級食パン専門店「だきしめタイ」(千葉県市川市)の外観と紙袋


「考えた人すごいわ」

「だきしめ」

「ベッドはいらない」

「本物はすごかった」

「許してちょんまげ」

「アゴが落ちた」

「誰にもあげない」

「街がざわついた」

「午後の食パン これ半端ないって!」

など、ほんとに面白いww


もっと知りたい方は、こちらのページをどうぞ!


僕の会社のように小規模で事業展開しているところは、制作事業やサポート事業で大手ではできない小回りが効く事業を展開するのもいいけれど、


実際にそれだと、利益が薄く、それに大事な部分は大きな広告代理店に持って行かれて、結局薄利多売のビジネスになりやすい、というのが悔しいけど現実です。



そうならないために、僕が欲しかったのが、


・こういう目の引くキャッチコピーが作れるようになること!


ではなく、


・お客さんにいかに目に止めてもらえるような企画の切り口にするか

・世の中の常識を逆手にとって、「そうきたか!」というアイデアを出せるか


これが、「選ばれる理由」になると確信しているので、今まさに代表の僕自身も、この企画立案力を鍛えているところです。

といっても、すぐにユニークなアイデアが思い浮かぶわけでもないので・・・


今回、企画・アイデア立案で、一般とは違う視点で物事を捉えるのに卓越している大御所の方に力を借りて、あるプロジェクトを始めていくことにしました!



早速、昨日クライアントさんと顔合わせをしていたのですが、もう始まって1時間立たないうちに、「これでいこう!笑」と思ってしまうくらいの一つ目のアイデアが出てきましたw

アイデアを生み出すのも、これは才能もあるけど、間違いなく「経験の数」ですね。身近
で見ていて改めて実感しました。



取り止めもなく、興奮して書いているので、ちょっと長くなりましたが、


とにかく!

集客やセールスのテクニックを極めるのも大事ですが、

みなさんの持っているものは、必ずいいものだと思うので、それでも今うまく行っていない、魅力が伝えられていないのであれば、

商品、サービスの魅力的な部分の見せる場所、要は「切り口」を変えることが、ビジネスが成功するキーポイントのことがあります。


もし今悩んでいるようでしたら、企画・アイデア・切り口をどうすればよいのか迷っている、とこちらからご相談いただければと思います。



・必ずみなさんで出会うことで、救われる人がいます。

・みなさんの商品、サービスを待っている人がいます。



必要な人に、届けられるようにしていきましょう!

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ABOUT US
tahara
1983年生、福岡県出身。20代前半は東京で一部上場会社の営業職として働き、DM制作やプロモーションを中心とした販促の企画制作に携わる。営業成績も全国トップ5となり、やりがいのある日々を過ごすが、大手ならではの企業体質に葛藤し、2018年4月に独立。 起業後はFacebook広告、YouTubeを活用したweb集客導線の設計やリードナーチャリングを組み合わせた手法は特にBtoB、BtoCにおいて非常に効果が高いと定評がある。 「価値ある想いを最高のカタチにして届ける」ことをモットーに、繁盛する個人事業から中堅企業まで、幅広く支援している。